2018年06月30日

中国生薬市場 ~安国~

中国生薬市場シリーズ

~安国~

北京から150kmほど

車で行きます

亳州に次ぐ中国最大級規模の生薬街 安国

始めて見たときはホントに驚きました

あまりの規模に

さすが中国と思ったものです


中国の30%以上の生薬が安国で取引されている

中国では 「安国を通らないと生薬になれない」

と言われているそう



あと、驚いたこと


午後になったら

全部の店が閉めちゃう・・・

えっ えっ??

中央市場の中のお店

あれだけのお店が

みーんな布かけて

帰っちゃう 


市場は午前中だけしか開けないってことを

初めて知りました

(広州はもっとやってたように思ったんだけど・・・)


以来、生薬市場へは必ず前泊で街に入って

午前中にしっかりと行くようになりました


当時は鹿茸や人参も質の良いのが今より安かったですね


最近は中国当局の政策で生薬の品質を一定にするとか

その影響で北京に一番近い安国は
  少し元気を失ってるらしい・・・

そんなことを風のウワサで聞きましたが・・・

力あふれる生薬街 安国  ちょっと心配です



中央市場
安国



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2018年06月26日

お庭の雑草 ジュウヤク

今年は母屋の工事も入ってるので、庭はほったらかし・・・

すると

咲きますね、ドクダミ=十薬 の花

やられた!って感じ  

基本、庭では雑草です 

(お店ではちゃんと十薬も販売してるんです
  けどね・・・   (^^; )

繁殖力が強いため、毎年梅雨の頃、白い花を咲かせます

ほっとくと庭一面・・・

臭いもするし・・・


ご存知の通り

十薬は十の薬効がある から

重薬は重宝する から

ドクダミは毒を出す から

など、日本ではゲンノショウコやセンブリと並んで
一番メジャーな民間薬

小学校の頃は学校にドクダミを一杯採って持ってくる子も
いましたしね


でも漢方薬としてはあまり使う機会が多くはないですね

緩下作用、利尿作用、抗菌作用などがありますが

処方としては五物解毒散ぐらい

あと、長倉さんの清鼻湯に入ってるかな


漢方では魚醒草ともいいます

魚の生臭いにおいのようだからですかね

なんと英語でも Fish mint と呼ぶそうな


ひと昔前はおうちで毎日ばあちゃんが煎じて って感じで

もっともっと皆さん、普通にお飲みでしたが、

最近はずいぶん減りました。


だから、庭で繁殖するとうちでも雑草扱い・・・

もったいないなと思いつつ(ホントはあまり思ってない)

草刈り機でガンガン刈ってしまう


白い花はかわいいのですが・・・

やっぱり・・・

雑草


004

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2018年06月23日

中国生薬市場 ~広州~

中国生薬市場シリーズ

~広州の青平市場~

広州の青平市場は4回・・・ん? 
5回・・・ だっけ (^_^;)

ここの中央市場はそんなに大きくないのですが

(それでも4~5階建のビル)

周辺に生薬のお店が密度濃く、大きく広がっていて

生薬の市場街という感じがとてもするところ



漢方の勉強会で

ここ広州の広州中医薬大学とは深く交流していた
時期があります

生薬市場にも教授がついてきてくれたり

そこの学生さんが案内役をしてくれたり・・・

教授に日本にも来てもらいました

そんなこんなで広州は一番回数多く行った市場です


一番最初に行ったときは檻に入ったイヌが売られて
いるのを見て

やっぱり、中国 (@_@)!!

四足はのものは机とイス以外は
何でも食べ・・・・  !!??

と驚いたのですが、

あれは純粋にペットとして売られていたものなのか

いまだにナゾ・・・  (^_^;)



バカでかい建物の中央市場をドカンと構えた
市場と違って

お店がぎゅっと街に詰め込まれたって感じで

街もあまりきれいではない・・・(良い意味でです)

なんか安心する広州の青平(チンペイ)市場です


中央市場の2F
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これも中央市場
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2018年06月20日

師匠の教え 其之壱

漢方で病気を治して行くことを志す・・・

それは、実際のところ生半可では出来ません

独学ではなかなか難しい・・・

流派も色々あるし、参考書もたくさんありますが

一番大事なことは

やはり良い師匠にめぐり合うことだと思います


私は30年ほどの漢方人生の中で

師匠と呼べる先生は2人です

一人はもうお亡くなりになっております

K先生

日本漢方の古方派の先生です

漢方だけでなく東京での薬局の丁稚奉公を終えて
帰ってきた私に

OTCのことも、経営的なことも多義にわたり教えて
もらいました

中でも、私が病気や色んなことでつまづいて
精神的にかなり弱っているとき

うちに漢方の勉強しに来るかって声をかけてもらいました

そのことがあったから今の私がいるといっても
過言ではありません


主に吉益藤堂の類聚方(尾台榕堂の類聚方広義)を基に

教わりました

師匠が良く言われていたことに


漢方薬を使うことが漢方じゃない

漢方の理論、考え方にのっとって使うことが漢方だ

だから、漢方の考え方にのっとらない使い方は
漢方じゃない

健康食品でも、食べ物でも、それがたとえ新薬でも

漢方の考え方で使えばそれが漢方なんだ   





師匠に教わるということは

師匠の考え方を教わるということですね

そしてその考え方が自分の考え方になる

長く付き合っているうちに

だんだん師匠と同じ色に染まっていくというか・・・


修業は守破離といいます

守がまず一番大事

守の期間が非常に長い・・・



まさにその通りですね


K先生、お酒が大好きでした・・・ 


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揺れた

おとといの地震は驚きました

スマホの緊急地震速報・・・


阪神淡路の記憶も、東北の記憶もありますから

ちょうど旧本陣の改修中なので、そちらも心配・・・

結局、うちはそこそこの揺れだけで済みましたが

知り合いの大阪の先生宅は食器全滅、
タンス倒壊とのこと



被災された方々には心よりお見舞い申し上げます 

とともに

お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたします



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2018年06月14日

漢方の学派 

私が漢方の世界に入ってから、もう30年近くになります

漢方医学には大きな流れというか学派が二つあり

手っ取り早く言うと

元々は中国の伝統医学が起源ですが

◎中国で現在まで継承発展してきた漢方医学
  =中医学

◎江戸時代の鎖国により日本独自で継承発展してきた
 漢方医学 =日本漢方

の二つです


二つは結構違いがあって、むずかしく言うと色々専門用語が
飛び交うので

パスです

(また、日本漢方って一言で言っても流派が色々あります
 それぞれに違いがあるのですが、それもパス)


まあ、患者さんを測るものさしが違うって感じで

患者さんに合う薬方を考えるときの考え方が違う

薬方を組む時の考え方が違う・・・

結果として使う薬方が違ったり、同じだったり・・・

ですが

結局患者さんが良くなればいいわけで

どっちが良いとか、優れているとかは
  

ありません


でも、漢方業界内では二つの学派どうし

自分が属している学派の方を

優れていると言う人が多いです

当然のことでしょうし、自信の表れでもありますよね


良く勉強してる人ほど、その傾向はあるかも・・・

絶対こっちのがいい・・・

あっちは〇〇〇だからダメだ・・・

こっちはあっちにない✖✖✖があるから優れてるんだ・・・

など・・・



うちは基本的に

私が日本漢方

サト先生が中医学

です


私は最初は傷寒論丸暗記という日本漢方バリバリ古方
から入りました

そして中医学へ行き

糸練功と出会ってまた日本漢方に戻りました

(古法を主として後世方を運用すべし という折衷派です) 
  ※方でなく法なんですね
 

サト先生は最初日本漢方から入って中医学へという道



サト先生が昔、ある日本漢方の勉強会に入ったとき

その師匠(その道ではかなり有名な先生)が

「すごい女性が入ってきた!

 10年に一人の女傑だ」

と驚き、喜ばれました

そして数年後、思うところがあったサト先生は

中医学をやろうと決心して

師匠に流派を変える挨拶をしに行ったところ 
(律儀です 

師匠に大変大変残念がられた

ということがありました


漢方の学派、流派は色々ありますが

結局は

山登りと同じです

登る道はいく通りもあるけれど

目指すは頂上のみ


考え方や処方や治し方は

いく通りもありますが

目指すは患者さんが治る事のみ


どっちが優れているとか

どっちがダメだとかいう議論は

不毛です


さらに言えば

日本漢方も中医学も

東洋医学も西洋医学もありません

患者さんの笑顔の前には・・・


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2018年06月11日

中国生薬市場 ~成都~

中国生薬市場シリーズ (と勝手にシリーズ化・・・

~成都編~

昨年は成都の生薬市場へ

成都はこれで3回目です

漢方の道に入り、初めての中国研修で訪れたのがこの成都

もう20年以上前になります


中国の道路は歩行者でなく車優先

でも、本当は 勇気のある人優先! (^^;

とか

成都の男は働くのがキライで、昼間っから遊んでる

飛行機が成都に近づくと、マージャンのパイの音が
聞こえてくる

とか

成都はほとんど晴れの日がなく、曇りの日ばかり

ごくたまに晴れると犬が太陽に向かって吠える


等・・・

中国のガイドさんに面白おかしく教えてもらいました



当時の生薬市場はもっと小さく、青空市場の様でしたが

今の市場は比べると驚くばかりの規模に


さすが四川省の省都、人口1400万人の都市の生薬市場です

中央市場

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中もめちゃきれい!
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所せましと数百店舗以上!
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何年前だったか、2回目に行ったときは、中国では
冬虫夏草が大ブーム

冬虫夏草で一財産築いたとか

店には冬虫夏草目的の泥棒が入るとか

そんな話を聞きました


これだけの規模だともちろん生薬も充実しています


歩き回って

お目当ての生薬がなかったり

求めている質のものがなかったり

なんてこともよくあるのですが・・・

それでも

生薬市場にいると

なんかワクワク、興奮します


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2018年06月08日

スタッフミーティング

今日は少しスタッフミーテイング

最近できてなかったのですが

スタッフが4人そろって、私も空いてる時間って、
あまりなくって・・・

サト先生は留守ですけど

〇〇の居ぬ間に洗濯

ってウソウソ・・・(^_^;)


今日は漢方医学のイロハのイ

漢方は人や病気を選ぶものではなく

どんな人、どんな病気、どんな症状でも

それに合わせて選ぶもの、作るもの・・・

という話から

異病同治、同病異治 の話

そして

桂枝湯から

桂枝加桂湯、桂枝加芍薬湯、桂枝去芍薬湯 

小建中湯・・・

生薬の量の違いで処方の効き方が変わる・・・

そんな話を



今までサト先生が中医学の基礎の五臓論や子宝漢方に
関する事などは勉強会でやってきたのですが

もっと根本的な漢方医学の考え方の話はしていなかったので・・・


うちのスタッフはお店の性質上、普段の業務から得る知識が
ちょっと専門的

過ぎるかも・・・   (^_^;)


広南桂皮とベトナム桂皮の違い、熟地黄と乾地黄の違い

白人参と竹節人参の違い、山梔子と水梔子の違い・・・

とか

生薬の質の見極め方・・・ 


うちでは当然のことですが

普通の薬局のスタッフではまず知らないことに変に詳しい・・・

桂枝湯の加味方の話なんかもそこそこわかってくれます 


一番新しいスタッフでももう2年半になりました



みんな明るくって本当にいい子ばかりです

(あっ、子って失礼か、僕より年配の方も・・・ 



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2018年06月05日

中国生薬市場 ~亳州(ハクシュウ)~

本来なら、今頃私は中国に・・・

でも、今回は日本でお留守番


行く予定だったのは

中国の生薬市場 安徽省 亳州(ハクシュウ) 

実はおととしの2016年に行ったのですが

あまりに大きく、充実していたので、今年もう一度 ・・



ということで


おととし行った時の写真を・・・

中央市場
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ここは中央市場だけでも東京ドームの数倍という大きさ

周辺の店舗も加えたら・・・

まさに中国最大!(ってことは世界最大ですね)

中国最大と言われる市場はいくつかあるのですが

ここは正真正銘の最大でした、次が安国でしょうね・・・

中央市場の中
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ごくごくほんの一部です
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この年は勉強のため薬学生の息子も連れて行きました
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本当に生薬は充実していて、珍重なものも多く

日常に使用するものでも良質のものがたくさん!


漢方薬の品質がまだまだ向上できると思うと

胸が高鳴り、興奮の市場視察でした


って・・・


やっぱり行きたかったなぁ~


 (^_^;)





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2018年06月02日

サト先生 出発!

今年もサト先生、中国へ出発しました。

毎度毎度準備に追われ・・・

バタバタの出発

と思っていたら


今年は結構早くに準備

おお、すごい!


帰りは8日(金)夜ですので

お店は土曜から復帰です

期間中

お薬や体調などの相談はすぐにはご返事できないと
思いますが

お薬がご入用の場合はご連絡いただければ大丈夫です



しっかりと病院研修してくると思いますので

ご迷惑をおかけしますが

何卒よろしくお願いしますm(__)m





ところで

サト先生と私は別々の漢方の勉強会に属しています

二人ともほぼ毎年中国に行っていますが

それぞれ別々です

サト先生は不妊勉強会で、中国の病院での研修が主で

私は中国の生薬市場視察がほとんどです

(以前は病院研修や病院の教授との勉強会や
交流もありましたが・・・)

今年は

なんと、日程がまるっと被ってしまい

サトダイ首脳会談の結果・・・

まあ、当然の流れではありますが・・・


(^_^;)


私は日本におります・・・


・・・


やっぱり・・・



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