亳州 番外編その2広州 番外編

2018年10月13日

生薬の質

我々漢方家は料理家と共通するところがあります


漢方薬はいくつかの生薬を配合して処方が成り立って

いるため、その生薬の品質が非常に大切です

良くない品質の生薬を使うと、効果が落ちるばかりか、

悪くすると副作用が出ることも・・・


例えば、桂皮は

輪切りにした時、幹の白い所ができるだけ少ないものが良く

新しいものの方が良品です

味は、噛むと甘く、渋みが無く、辛味が強く、

芳香性の強いものが良品です

さらに良品の中でも患者さんや処方に合わせて

使い分けて行く必要があります

桂皮でもベトナム桂皮は味が濃く、温める作用が強いです

広南桂皮は比べると味は薄く、発表作用が強いです


目で見て、臭いをかいで、触って、口に入れて・・・

五感で感じて確認しないといけません


漢方エキス顆粒剤の普及により漢方が身近に飲めるように

なりましたが、漢方薬による副作用情報が出ることも

以前より多くなりました。


その多くの原因は

誤治(あやまった治療=漢方の選び間違い)ですが、

中には生薬の質の悪さから来ているものも少なくない

と思います


メーカーさんのエキス顆粒剤は既に出来上がってしまっているため

生薬をこちらが選ぶことは出来ませんが

できるだけ処方ごとにメーカーは選びます


煎じ薬の場合はできるだけ生薬の品質にこだわります

生薬の産地、栽培法等によって品質の違いが出ます

患者さんの状態に合うレシピを選び

こだわった生薬で調合し

それを煮出したスープをのんで

健康を取り戻して頂くのです



ごめんなさい

煮だしたスープはあまり美味しくはありません・・・

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