お薬アレコレ

2018年11月08日

語呂合わせ

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先日、北九州の平尾台で見たリンドウ

「現地の穴へ行き、リンドウ盗む」

いやいや、盗んでませんよ!


薬学部1年次 (40年近く前・・・(-_-))

生薬学だったか薬用植物学だったか

主な薬用植物の科名を日本語とラテン語で覚え
させられます(試験に出ます)

50個ぐらいだったか・・・

それを語呂合わせで…

(だいたい先輩からそういう資料をもらうんですね)



現地の穴へ行き、リンドウ盗む
(Gentianaceae、ゲンチアナケアエ=リンドウ科 リンドウ)


いい国つくろう、鎌倉幕府 みたいなものですね


ボクはこのやり方がめっちゃ気に入って

生薬名、基原植物のラテン語名、主成分名、科名

まで

例えば

大黄(だいおう)なら

タデ科、アントラキノン誘導体、Rheum palmatum

これを

あんたら昨日レウム大王におうたで~」



おっ、できた! 結構ええ感じやん!

これはいい

よっしゃ、試験範囲の生薬全部作ろうって・・・


試験前日の夜から作り始め

思ったより大変・・・

徹夜で・・・

ようやく完成!!


って気が付けば、もう試験に行く時間



ってことは

作るのは作ったけど

まだ覚えてない・・・(^_^;)



まあ、なんとかなりましたけど・・・



ところでリンドウ

漢方では

根を 竜胆(りゅうたん) 

とても苦くて、冷やす働き

清熱作用があり炎症や熱症状に使います

竜胆瀉肝湯や疎経活血湯に入るのですが

こっちの勉強は大学ではなかったのですよね~

生薬学はあっても漢方医学はない・・・

もったいないですね~

でも、やっぱ無理か

やること多すぎるわ・・・


そしてリンドウ

あまり群生せずにぽつんと咲いたりします

そこから

花言葉の一つに


「あなたの悲しみ寄り添う~」


だそう・・・




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2018年10月13日

生薬の質

我々漢方家は料理家と共通するところがあります


漢方薬はいくつかの生薬を配合して処方が成り立って

いるため、その生薬の品質が非常に大切です

良くない品質の生薬を使うと、効果が落ちるばかりか、

悪くすると副作用が出ることも・・・


例えば、桂皮は

輪切りにした時、幹の白い所ができるだけ少ないものが良く

新しいものの方が良品です

味は、噛むと甘く、渋みが無く、辛味が強く、

芳香性の強いものが良品です

さらに良品の中でも患者さんや処方に合わせて

使い分けて行く必要があります

桂皮でもベトナム桂皮は味が濃く、温める作用が強いです

広南桂皮は比べると味は薄く、発表作用が強いです


目で見て、臭いをかいで、触って、口に入れて・・・

五感で感じて確認しないといけません


漢方エキス顆粒剤の普及により漢方が身近に飲めるように

なりましたが、漢方薬による副作用情報が出ることも

以前より多くなりました。


その多くの原因は

誤治(あやまった治療=漢方の選び間違い)ですが、

中には生薬の質の悪さから来ているものも少なくない

と思います


メーカーさんのエキス顆粒剤は既に出来上がってしまっているため

生薬をこちらが選ぶことは出来ませんが

できるだけ処方ごとにメーカーは選びます


煎じ薬の場合はできるだけ生薬の品質にこだわります

生薬の産地、栽培法等によって品質の違いが出ます

患者さんの状態に合うレシピを選び

こだわった生薬で調合し

それを煮出したスープをのんで

健康を取り戻して頂くのです



ごめんなさい

煮だしたスープはあまり美味しくはありません・・・

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2011年04月15日

卒業

今日は漢方薬を卒業された方が2名ありました。

一人は腰痛の方

腰痛、坐骨神経痛の方はお客様も多いので、卒業される方も多いです。

卒業の場合、本当は予防として賦骨仙や竜仙を続けるのがベストなのですが

全く服用をやめることもあります。

腰痛の方は結構きばりの方が多いので、また無理されて再発してしまうことが

ありますけどね。

再発したらできるだけ早めにお越しいただく方がいいですよ

痛いのを我慢して無理を続けると、漢方薬で良くするのに時間がかかってしまいますから。


もう一人はうつの方

うつ傾向の方は最近本当に多いですね。

漢方薬で結構短期でよくなることもあります。

あの頃は一体何やったんやろうって思うぐらい今は大丈夫です  って。


うれしいですね。


でもみんながみんなそう簡単にとはいきません。

うつ症状の程度もプチうつからかなり重度ものものまで

漢方薬でどうのこうのってレベルじゃない方もあります

うーん・・・


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2009年06月04日

うつの方が多いです

カルテは無事パートさんが見つけてくれました(^。^)


ところで、最近はうつ傾向の方が多いですね。

私の相談も結構あります。

男性は仕事がらみのストレスからが多いみたい

女性は更年期もからんで・・・

精神神経系に使う漢方薬はそんなに多くはありませんから糸練功で診れば

薬方を選ぶのは比較的むずかしくはありません。

1処方で済む方から、2~3処方必要な方・・・


でも、問題は効果です。

結構早くから効果がでる方もありますが

糸練功の値も順調に上がっているのに、効果が・・・

そんな方もあります。


私はカウンセラーではないので

お話を聞いてあげ、漢方薬を選ぶことしかできないです


簡単ではないですね、うつ傾向は。

正直、のんでみないとわからない  です


実は

明日からサト先生は不妊カウンセリング学会のため、東京出張です。

今回は我らが中医師・陳先生が演者として発表されるとのことで、

応援に金曜日から出席です。

ですからちょっと長めの出張です。

でも、カウンセリング学会で漢方薬の発表ができるようになったというのは

本当にすごいことのようです。

詳しいことはサト先生のブログで




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at 19:28|Permalink

2008年05月22日

救急医療と麦味参

四川大地震への日本からの医療チームが被災地入りを断念というニュースがありましたね。

で、活動先は成都市内の四川大学付属華西病院だそうですが、
この病院は一昨年、病院研修させてもらったところです。

以前サト先生ブログでもアップしましたが、

この病院は

ベッド数4300床、一日外来患者数8000人、診療医師800人、看護師1600人という巨大病院です。

そこに被災者が次々に運び込まれているのでしょうね。

医療チームには薬剤師も入っているとのことですが、がんばっていただきたいと思います。

阪神大震災のときも多くの薬剤師がボランティアで駆けつけましたよ。

救急医療というと、もう20年以上前になりますが、大学4年間が終わり、その後一年間、国立名古屋病院の救命救急センターで研修させていただいたとことを思い出します。
(HPにアップしてます)

あのころは、大学出たばかりでほとんど何もわからないような青二才だったのですが、救急患者は1秒たりとも待ってはくれんませんから・・・

厳しく、苦しい研修でしたが、本当に貴重な経験をさせていただきました。


ところで、四川大学付属病院では

被災患者に漢方薬も使われているのでしょうか?

まさか! と思われるかもしれませんが

麦味参顆粒(生脈散)の注射剤は救急医療にも使われるのです。

研修のときは中西結合診療科病棟の8~9割の入院患者に、点滴剤が使われていました。

その名の通り、脈を生じさせる漢方薬で、

人参・五味子・麦門冬の3味からなる処方です。

中医学的には気陰両虚の基本処方で

全身倦怠無力・心身疲労・息切れ・呼吸促迫・めまい・口渇・多汗・・・

などに使います。

製品の麦味参顆粒は特にこれから、暑くなり、汗ばむ時期の漢方の栄養剤としては、まさにうってつけの薬です

滋賀夕刊でも何回か紹介させていただきました


注射剤になれば、出血・熱傷・手術侵襲・下痢嘔吐・脱水などを伴うショックに使うことができます。

中国では漢方処方の注射剤も数多くあり、冠元顆粒の元処方の冠心?号方も元々は注射剤なのです。

生死をかけた医療の場では、出番は少ないかもしれませんが、救急薬としても漢方処方が使われることは多いと思いますよ。


いずれにせよ、地震被災者の方々の多くの命が救われますよう、

救済と復興が進むことをお祈りします。





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2008年04月25日

やっと見始めました

4月に入ってなかなか時間が取れず、見られていなかった

韓流「太王四神記」

DVDに録画していたのをやっと見始めました汗

まだ最初の一回見ただけなのですが、CGも多用されなかなかスケールの大きそうなドラマです。

実はお客様から面白いからって教えていただいて、見る気になったのです。

四神というのは、ご存じ

青竜(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北)ですね。

ちょうどパートの小橋さんが中医学の勉強を始めたところなので

五行説と関連させると理解しやすいですよって話しました。

(大の韓流ファンの小橋さんですが、太王四神記は見てないのですって(@_@)
 ヨンさまはもうひとつ好きではないらしい・・・)

それぞれ五色に対応し、青、赤、白、黒、(中央は黄)ですが

大陸の土の色が所以であるといわれています。

中国大陸のまん中は 黄(黄砂)、北は黒土、南は赤土、西は白土、東は海の青

なのですね。

漢方生薬では

青は麻黄、赤は巴豆、白は石膏、黒は附子を対応させています。

それぞれ代表処方には

小青竜湯
朱雀湯(巴豆は毒性があり今はほとんど使われません)
白虎湯
真武湯(玄武湯)
(黄は処方はありません)
があります。


ところで漢方の処方名ですが

こういうつけ方以外に

当帰芍薬散といった構成生薬の一部(当帰、芍薬)からつけたもの、

小建中湯といった処方の働きからつけたもの
(中はおなかのなか、中焦の中で腹部を建て直すという意味)

他には
苓甘姜味辛夏仁黄湯なんて構成生薬全部の名前を列記したのもあります。
(茯苓、甘草、乾姜、五味子、細辛、半夏、杏仁、大黄)

漢方概論みたいになってきてしまいましたネ(^_^;)。


太王四神記・・・

またまた、家に帰ってからの楽しみができました。




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2008年03月09日

滋賀夕刊アップ 花粉症です

滋賀夕刊74話アップしました。

花粉症です。

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まだ湖北地方は花粉の飛散は少ないですが、県内でも南の方は結構飛散が始まっているようですね。







東洋医学では症状を抑える治療法を標治といい、

根本的な体質を改善することを本治と呼んでいます。


花粉症に限らず、ほとんどの慢性疾患には言えることですが、

風邪などの急性病でも風邪をひかない体にしていくことを本治と考えることもできますネ。(いわゆる未病なのですが)

実際のところ、花粉症は花粉の飛散時期が過ぎれば症状も治まるので、本気で花粉アレルギーの本治に取り組む方は少ないように思います。

それでも、飛散期間だけでも衛益顆粒やシベリア霊芝などをのんでおくと、かなり症状は軽く過ごせることが多いのです!!

特に衛益顆粒は値段もそんなに高くないので、お手軽に花粉予防ができるため、この時期はとても人気がありますよ。

花粉が気になりだしたら、是非お飲み下さいねウインク



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2007年07月05日

骨粗しょう症の痛み?

先日お越しのMさん、91歳のおばあちゃんです。
予約なしでいきなり来られてしまいました。

実は滋賀夕刊が出たばかりだったので、それを読んで何か良い漢方薬があるだろうと、少し遠方から来て下さったのです。(*^_^*)
3時から空き時間があったので、もう一度来ていただきお話を伺いました。

「どうされましたか?」

Mさん 「骨粗鬆症で痛い、薬ももららってるけど。」

病院からも薬を処方されているようです。
でも、痛いのですね、漢方薬の得意なところです笑顔

Mさん 「きゅぅっーーーとしめつけるように痛い。」

本当につらそうな表情でお話されます。
(これは糸錬功でちゃんとみてとってあげなければ・・・)意気込みました。

Mさん 「病院では90も越えてるんやから・・といわれる」

(あーかわいそうに、ちゃんと相手にしてもらえないようです)

「で、どこが痛いの?」

Mさん 「骨粗鬆症が痛い」

「はいはい、骨粗鬆症でどこが痛いの?」

Mさん 「この辺りがきゅぅっーっと」 下腹部、腸の辺りです。
(骨粗鬆症??ちょっと違うような?)

「お腹のどの辺りが?」

Mさん 「この辺り、きゆぅーっと」

(??、でもやっぱり痛そう)

「いつが一番痛いの?」

Mさん 「朝、痛い。きゅぅーっと」

「今もかなり痛みますか?」

Mさん 「いーや、今はちっとも」

「えっ?、今は大丈夫?」

「じゃあどうすると痛みはおさまるの?」

Mさん 「朝、トイレへ行くと治る」

「トイレ?いくと必ず治るの?」

Mさん 「そう、いくまでがきゅぅっーと痛い」

「大便はどんな感じ?」

Mさん 「だいたいやわらかい、下痢っぽい」

「おばあちゃん、便秘薬のんでない?」

Mさん 「うん、ずーと前からもらっとるよ」

「  (・。・;汗 困ったロケット ・・・・・

          ・・・・・それって便秘薬のせいでしょ」


骨粗鬆症でお腹が痛いのではないこと、便秘薬が強すぎるので飲む量を減らすか、病院で薬を変えてもらうかすること・・・などお話しておかえりいただきました。
なんとかわかってもらえたようです。^_^;


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